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はだい悠
「ねえ、聞いてくださいよ、ヒグラシさん。
わたし、今日も、いつものようにですね、まだ自分のことがよく判らないまま、ぼんやりと歩いていたんです。
すると、いきなり、なんともいえない懐かしい匂いを感じたんですよ。
どうやらそれは、まさに通りかかろうとしていた家の方からしてくるみたいだったのですよ。
それでコッソリとその家の庭に入ってですね、辺りの様子を覗ったのですよ。
ときおり、サワサワっと風が吹いたりしてね。
すると、その懐かしい匂いは強くなったり弱くなったりするんですよ。
それで、これは何事だろうと思うとですね、どうしてもそこから離れられなくなってですね、そこに居ることにしたんですよ。
するとしばらくして、ニンゲンの足音がしまして、どういうことなんでしょうかね、私は、急に、逃げるようにしてですね、とっさに、庭のツバキの木の陰に隠れてすね、その枝の隙間から見ていましたら、その家の玄関から男の人が出てきたのですよ。
それを見て私は死ぬほど驚きましたのですよ。
なっ、なんと、それは、十六年も離れていて、そして最期には会うことが出来なかった末息子のマサルだったのですよ。
息子は、最後に涙を流して別れたときと、そんなには変っていなくて、
なんとか元気そうだったのですが。
でも、相変わらず寂しげで頼りなげでした。
どうやら息子は、狭い庭で栽培している野菜を見るために家から出て来たようなのです。
そして、その小さな家庭菜園のナスやトマトやキュウリの出来ぐあいを満足そうに見ていました。
いつ野菜の栽培の仕方を覚えたんだろうと思うくらい、みんな立派に育っていました。
私はそんな息子を見ていると、そのうちだんだん懐かしさこみ上げてきて涙が出そうになったのですよ。
そして思わず、マサルって、息子の名前を呼んでしまったのですよ。」
「えっ、声を掛けたのですか?
それで気づいたのですか?」
「いいえ、どういう訳なんでしょうか、声にならなかったみたいなんですよ。
気持ちがあまりにも高ぶっていたからなんでしょうか。」
「ホッ、そうですか、でも、良かったです。
それで良いのです。
私は、たぶんですが、たぶんあなたの先輩として言いますが、もう声を掛けたりしちゃダメですよ。
コッソリと見るだけにするのですよ。」
「でも、どうして、声を掛けてはいけないのですか?」
「ええ、そのうちに判るでしょう。
とにかく今はただ見ているだけにするのですよ。」
「そうですね、まだ自分のこともよく判っていないんですからね。」
* * *
「ねえ、聞いてくださいよ、ヒグラシさん。
わたし、今日また、息子のことを見に行ったのですよ。
玄関のドアは開いていたんだけど、人が居る気配はまったくなかったので、野菜の出来具合を見ながら、ユックリとドアに近づいていったのですよ。
しばらくすると、道路のほうから足音が聞こえてきたので、どうやら、息子が帰ってきたことが判りました。
すると、私自身も自分ではよく判らないんですけど、このままじゃまずいような気がして、全力で植え込みのツツジの木に陰に隠れたのですよ。
息子はそのまま家に入っていったから、私には気づかなかったみたいですけどね。
そして、この間のように木の枝に寄り添うようにして、コッソリ見ていたのですよ。
しばらくすると息子が家から出てきて、菜園の野菜に目をやっていました。
やはりこの間のように、とても満足そうな表情でね。
私はそんな息子を見ていて、ようやく自分のことがだんだん判ってきたのですよ。
そういえば、以前私は農家の主婦をやっていまして、米や野菜を作っていました。
そして、五人の子供の母親でした。
私は人並みに朝から晩まで働き、そして人並みに子供を育てました。
おかげで子供たちもみんな人並みに育ったようです。
だから、子供たちがみんな、私が心から願うように、結婚して、それぞれの家庭を持って幸せな生活を送るものだと思っていたのですよ。
ところが、なぜか、あの子だけはそうはならなかったのですよ。
あの子は、子供の頃から、どことなく皆とは違うなとは判っていましたけど、でも、最後の最後まで心配させるとは思っていなかったのですよ。
私はうすうす感じていましたけどね。
あの子は何かに悩んでいることを。
私にはそれがどんなものなのかは、よく判りませんでしたけどね。
それで、どことなく生きることが辛いみたいでした。
でも、私にはどうすることも出来ませんでした。
だってあの子は何に悩んでいるかを絶対に話してくれなかったのですからね。
そういえばこんなことがありましたよ。
あるとき息子が何もしないでボンヤリと縁側に座っていたので、たぶん考え事かなんかしていたのでしょうが、私から見ればどことなく怠けているようにも見えたので、つい言ってしまいました。
『考え事なら働きながらしなさい。』
って、そう言われて息子は、苦しそうな悲しそうな顔をしていましたが、私はなんか言ってはならないことを言ってしまったと、その後はずっと思っていました。
でも、私には、息子が何に悩んで、どのように辛いのかは、ついに最後まで判りませんでした。
だから、私の心配は、ついに最期まで止むことはなかったのですよ。
それでなんでしょうか、私あるときこんな恐ろしい夢を見たことがありました。
息子はそのときも遠く離れて住んでいたのですが、病気をして肌は黒ずみ、子供のように小さく萎縮して苦しんでいる姿が夢に出てきたのですよ。
翌日、心配のあまり、私は、その夢のことをつぶさに手紙に書きました。
結局、いつものように、返事はなかったですけどね。
でも現在こうして眼にすることが出来るんだから、あれは単なる不吉な夢に過ぎなかったってことですよね。
私はいつも、息子がどんな状態でも良いから、生きていてくれさえすれば、それで十分だと思っていました。
だから今こうして見られるってことだけで、どんなに嬉しいことでしょうか、ましてや本当に元気そうなのですから。
そのうちに私は、あの子を見てれば見てるほど、とても懐かしくなって、思わず声を掛けたくなったのですよ。
大丈夫ですよ、声を掛けたけど、聞こえなかったみたいですからね。
ちらっと不思議そうな顔をして私のほうに眼を向けたようなきはしたんだけどね。
私は昔のようにやさしく、マサルって、呼んだのだからね。
でも、本当はやっぱり気づかなかったみたいですけどね。
それにしても、、とっても不思議ですよ、どうして私の声が聞こえないんでしょうか?」
「それで良いのですよ。
たぶん、それは聞こえなかったのではなくて、聞き取れなかったのでしょうね。」
「なぜですか?」
「そのうちに判るでしょう。
それより、いくら息子のことが心配だといっても、もう近づかないほうが、つまり、もう見に行かないほうがいいんじゃないですか。」
「どうしてですか?」
「だって、そこにいるのが自分の母親だということが判ったら、大変なことになるからよ。?そんなに首を傾げないで。
それよりあなたはもう少し自分のことを考えたほうがいいわよ。
何かに気づかない?」
「ええ、なんか変だなというのは判りますけど。
そういえば、息子の様子を見ていて、ふと気づいたんだけどね。
息子に会うちょっと前までは、いろんなことを思い出していました。
たとえば、みんなとどこまでもどこまでも空を飛んでいったこととか、
何か怖いものに追われて必死で逃げていたこととか、
ウサギをかみ殺して食べていたこととか、
光を求めて必死で飛んで行ったりしたこととか、
それに、突然大きなものに襲われて、生きたまま食べられているというのに、それがちっとも痛くないこととか、
それから私がずっと住んでいた家の柿の木の影から、その懐かしい我が家を見ていたら、いつもエサをやっていたあの犬がうるさく吠え出したので、居ずらくなってそこから離れたこととかをね。
でも、最近は、息子とのことしか思い出さなくなったのですよ。
そしていつも、ある思い出で終わってしまうのですよ。
それは、まず私が、体が痛くて痛くて死ぬほど苦しんでいると、急に意識がなくなって、次には、暗くて冷たくて身動きが出来ないような、狭いところに居ることに気がつくと、すぐ近くから人の声が聞こえてくるのですよ、そう、とても懐かしい息子の声がね。
そこで私は、私はここに居るんだよ、手を延ばせば届きそうなところに居るんだよ、と息子に知らせようとして、必死で声を出し体を動かそうとするんだけど、でも声は出ないし体もちっとも動かない。
狭い隙間から空気が漏れるようなシュウシュウという音がするだけでね。
それで、それが息子との最後の思い出になるのですよ。
そして、そういうことが何度も繰り返し思い出されるだけ。
だから、もう私にはなんとなく判っている、それは何か重大なことが私と息子との間に起こったということを。」
「そこまで判っているなら、私がはっきり言うわ。?それはあなたが人間として死んだということ、そして別の生き物に生まれ変わったということ。」
「やっぱりね。
そうじゃないかってうすうす気づいてはいたんだけど、それで私が生まれ変わったのは、もしかしてセミですか?」
「それは私よ、あなたは違うわ。」
「それはそうよね、もし私がセミだったらきっと声が出るはずよね。
それでは、いったい私は何に生まれ変わったのですか?」
「ええ、そのうちに判るでしょう。
ねえ、あなたは、アマガエルを見ると、どんな気持ちになる?」
「そうね、見るとイライラする、そして、なんとなく噛み付きたくなる。」
「やはりそうでしょうね。
私はなんとも感じないけどね。
他にはどんなこと感じる?」
「とにかく狭いところが好き見たい、それから木に上るのもね。
なんかニンゲンで居たときとはだいぶ違うみたいね。
私って何か変な生き物なんでしょうか?」
「いいえ、そんなことないわよ。
それよりも、あなたが何に生まれ変わろうが、それほど重要なことじゃないのよ。
あなたがニンゲンになる前にも、そしてニンゲンとして死んでから後も何度も生まれ変わったように、そのうちにまた何かに生まれ変わるんだからね。」
「というと、またニンゲンに生まれ変わることもあるってことですか?」
「それはないみたいね。
私も聞いただけなんだけど、とにかく同じ生き物に生まれ変わることだけはないみたいね。
でも、人間に生まれ変わったということは、とても思い出深いことみたいね。
そこで経験したことは、その後もずっと思い出に残るようなね。
でも、私はニンゲンに生まれ変わったということは、まだないみたいだけどね。
今はリンゴの木に止まったりするのが、とても好きなヒグラシだけど。
リンゴの木はとてもいい香りがするからね。
この前生まれ変わったのは、たしか軒下のクモで、その前はカブトムシだったからね。
いや、もしかして、私にもあったのかもしれない。
ニンゲンであったことが、いまは思い出せないだけでね。
たぶん、忘れてしまったのね。
はっきりいって、ニンゲンで居たときは、それほどたいした思い出もなかったってことよ。
でも、それは私だけではないみたいよ。
よくあることみたいなのよ。
つまり、それは忘れたというよりも、人間であったときのことをあまり思い出したくないというのが、本当みたいね。
ほとんどが辛いことばかり見たいだから。
ニンゲンというのは、いつまでたっても悩みや迷いはは尽きることはなく、死ぬまで苦労の連続というじゃありませんか。
あなたもたぶんそうじゃなかったですか?」
「いや、それほど、でも、、、、ないこともないけど。
そういえば、よく考え事をする息子の影響を受けたわけじゃないけど、ときおり私は、毎日が同じことの繰り返しで、ニンゲンは何のために生きているんだろうと思うこともありましたけど、でも答えが見つかりそうになかったから、それっきり、結局それだけのことなんだけどね。
とにかく、いつまでたってもずっと農作業でで忙しかったからね。
そしてそのうちに、どんどん年を取っていくだけでね。
ニンゲンというのはいったいなんだったのでしょうかね?」
「みんなそんなものよ。
何のために生きるなんて、判るわけないのよ。
それよりもニンゲンであるということは、生き物全体から見れば、それほど重要なことじゃないみたいよ。
ニンゲンは自分たちのことを特別だと思っているみたいだけどね。
どんな生き物でも、生き物としては、そんなに変りはない見たいよ。
だからあなたのような、生まれ変わってから、死に別れた息子と会えるなんてことは、とっても珍しいこと見たいよ。
そういえばずっと前にこんなことを聞いたことがある。
あなたのように前の生で別れた我が子と会えるなんてことが起こるのは、お互いに本当に会いたいと思っているからこそ起こるってことをね。
つまり、あなたの息子もあなたに本当に会いたがっているってことよ。」
「息子が私に会いたがっている?どんなに手紙を書いてもろくに返事もくれなかった息子が?最後は十六年も会いに来なかったあの息子が、私に会いたがっているというのかい?
ほんとうなら、なんて嬉しいんだろうね。
それだったら、今度はコソコソしないでおこう。
どうも私には、ニンゲンの物音がすると思わず逃げたり隠れたりする癖があるみたいだからね。」
「ねえ、あなたは嬉しそうにしているけど、でも、ちょっと忠告したいことあるの。
あなたはもう会いに行かないほうが良いような気がするんだけど。」
「どうして?」
「はっきりとは私にもよく判らないけど、でも、なんとなくそういう気がするのよ。
だって、もし、見つかったらどうするのよ。
もし、あなたの息子は、あなたが生まれ変わった生き物が好きじゃなかったらどうするの?
もしかしたら、あなたと知らずに危害を加えるかもしれないのよ。」
「大丈夫ですよ。息子は優しい子だから。
私はかつて息子がどんな小さな生き物でも殺したのを見たことがないですから。
それに息子は、とても私に会いたがっているみたいですからね。」
* * *
「ねえ、聞いてください、ヒグラシさん。
私また息子を見に行ったのですよ。
居るのか居ないのか判らないくらい静かだったから、玄関の近くまで行って様子を見ていたのですよ。
何をしているんだろうと思ってね。
しばらくして足音がしたので、なんかこれはいけないことのような気がして、とっさにそこを離れたのですよ。
するとちょうど良い具合に、ブロック塀が壊れていて隙間があったので、そこにもぐりこんだのですよ。
そして、その隙間から様子を見ていたのですよ。
息子はいつものように、本当に満足そうな顔をして菜園の野菜を眺めていました。
そのうちに息子は、ホースで庭や野菜に水をやり始めました。
勢いよく飛び出す水は、ときおり私のほうに飛んでくるので、私はとっさに首を引っ込めたりしたんですよ。
ということはですね、そのときまで私は、その塀の隙間から首を出して息子の様子を見ていたということなんですね、だからですね、まさかと思いますが、なんか息子は私のことが気づいていたような気もするんですけどね。まあ、気のせいだったのでしょうかね。
それからしばらくして息子は、通りがかりの人に声を掛けたのですよ。
そして菜園でとれた野菜をその人に上げていました。
あの人はどういう人だったのでしょうかね。
そんな様子を見て私は、私がニンゲンであった頃の色んなことを次から次へと思い出したのですよ。
そういえば私も野菜を育てていて、よく人に出来た野菜を上げていたんだってことをね。
それから、色んな辛かったことことや苦しかったことをね。
それに、それと同じくらいの楽しかったことや嬉しかったこともね。
だから私はニンゲンであったことに、とても満足しています。
でもやっぱり、最後まで心配の種が尽きなかったあの末っ子との思い出が、なぜかいっぱい思い出されたのですよ。
すると、どうしようもなく懐かしさがこみ上げてきて、もう見つかっても良いやという気持ちもあってか、その隙間から思いっきり顔を出して見ることにしました。
そして聞こえないとは判っていても、また名前を呼んだのです、マサルって、子供の頃に呼んだときのように。
でもやっはり気づかないみたいでした。
それでも私は呼び続けたのですよ。何度も何度もね。
そしてしばらくすると、息子の顔が私のほうに眼を向けてとまったのですよ。
そのとき私は、ほんとうに私に気づいたのかなと思い、心臓が止まるくらいドッキリしました。
でも、息子はすぐに私から目を離したので、やっぱり勘違いかなとも思いましたけどね。
やがて、息子はすべての用事が済んだらしく玄関の奥に消えました。
そこで私は急いで隙間から出て、後を追いました。
私はここに居るのよって名乗りたかったからね。
でも、私は玄関の前で止まりました。
なぜか、それ以上追えなかったのです。
たぶん、ヒグラシさん忠告したことを思い出したからでしょうね。」
「ふう、それは良かったです。
とにかくそれ以上近づかないほうが良いでしょう。
できるなら、もう見に行かないほうが良いでしょう。」
「それは、ちょっと無理ですよ。
ヒグラシさんだって人間で居たことがあるなら、そのときの懐かしい思い出を思い出さないわけにはいかないでしょう。」
「いや、私は何も思い出しませんよ。
というよりも、たぶん私は、そのときのことを本当に忘れてしまったのでしょう。
だって、どんな生き物でも、みんな今を生きるだけで精いっぱいみたいですからね。
みんな前生のことを思い出せないくらいに、今を生きることに大変みたいですからね。
だから、前生のことをいつまでも引きずっているあなたは本当に特別なんですよ。
そのようなことは本当に珍しいことのようですよ。
でも、あなただってそのうちに、ニンゲンであったことなんて、きっと忘れてしまうでしょう。
そういうことなんだから、もう会いに行かない方が良いんじゃないですかね。」
「いいえ、私はニンゲンで居たときのことを決して忘れることはないでしょう。
だから、そのうちにまた会いにいきます。
そして、今度はぜひ家の中に入ってみてみたい。
どんな生活をしているんだろうか、とても気になるから。
そして、本当は何かを作って食べさせたいのだけれども、どうもそれは出来ないみたいだから、そこで、出来るなら眠っている間に、そおっと近づいて、子供のときのように抱きしめて、この手で触ってみたい。
そして昔のように息子の温もりを感じて、本当に元気かどうか確かめてみたい。
だって、もう二十年以上も、母として、我が子の声を聞くどころが、その姿さえも見ていなかったんだからね。」
「ダメ、もう会いに行ってはだめです、これは警告ですよ。」
「どうして?」
「なぜなら、それはとても危険だからよ。
あなたは自分が何に生まれ変ったのか、まだ判ってないみたいね。
あなたが生まれかわったのはね、ほとんどの人間が最も気持ち悪いと思っているヘビなのよ。」
「、、、、」
「もうニンゲンで居たときのことは忘れなさい。」
「、、、、」
「あなたはさっき、苦しいことや辛いことと同じくらいに、楽しいことや嬉しいことがあったといったけど、でも本当は、苦しいことや辛いことばっかりだったんじゃないですか?」
「、、、、」
「だったらあなたもきっと忘れることが出来るはずよ。」
「、、、、」
「なぜなら、私たち生き物はみんな今を生きることだけで精いっぱいなのだからね。」
「、、、、」
「それに、ほとんどの生き物にっては、生まれついたように生きることが、人間のようにあれこれと考えて、苦しんだり迷ったりすることがないので、意外と楽みたいよ。
たとえ、他の生き物に生きたまま食べられようともね。」

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